2019/11/11
アロマビット、Sony Innovation Fund by IGV を引受先としたフォローオン増資を実施
お知らせ
小型ニオイイメージングセンサーと同センサーを用いた革新的サービスを企画・開発する株式会社アロマビット(代表取締役:黒木 俊一郎、本社:東京都中央区、以下「アロマビット」)は、Sony Innovation Fund by IGV(ソニー株式会社と大和キャピタル・ホールディングスが創設したInnovation Growth Ventures株式会社が運営するInnovation Growth Fund I)から、今後の小型ニオイセンサーの小型化、高機能化、量産化開発ならびに、事業開発等に必要な成長資金として第三者割当増資を実施いたしました。
2019年10月21日発表の日本たばこ産業株式会社ならびにEast Venturesからの増資と合わせて本ラウンドにて総額4.5億円の資金調達を実施いたしました。また、2019年3月4日発表のSony Innovation Fund(ソニー株式会社運営)からの出資につづく、フォローオン出資となります。
増資目的:デジタル嗅覚市場拡大に向けたセンサーの半導体化による超小型化、高機能化を加速
アロマビットが開発する小型ニオイイメージングセンサーは、従来からある特定物質を検知するガスセンサーと異なり、生物の嗅覚のように、様々なニオイを入力すると可視化パターンを出力する、ユニークなニオイイメージングセンサーです。
昨今では、食品・農業、日用品、コスメティックス、産業機械、ロボティクス、モビリティ、見守り・ヘルスケア、マーケティングなど、当初の想定を超える広範囲な用途顧客からの問い合わせや商談が国内外で増加しており、当社の高い技術力と先行優位性を裏付けております。
なかでも、2019年7月23日に発表した小型で安価、かつ、高いニオイ解像度である究極の次世代小型ニオイセンサー(1mm角に犬の鼻相当の高いニオイ解像度を実現できる次世代CMOS型ニオイイメージングセンサー)の開発本格化によって、足下では、世界的なハイテク機器メーカーやIT企業らからニオイセンサーハードだけでなくニオイデータの活用にまで及ぶ協業案件が急増しています。
まさに、五感のなかでもっともデジタル化が遅れていたデジタル嗅覚市場が離陸フェーズを迎えようとしています。
今回の第三者割当増資を通じて、技術力で先行する小型ニオイイメージングセンサーの更なる高機能化、超小型化、量産化に向けた開発強化、ならびに、匂いセンサーハードと世界初となるデジタルニオイデータベースを駆使した新製品・新サービスの開発力強化・加速化、営業・マーケッティング体制のグローバル展開、に対応できるための運営体制を強化・拡充する予定です。
そして、アロマビットが掲げたビジョン「ニオイイメージング技術を通して、ニオイ・カオリが可視化された世界を実現し、より豊かな社会を実現する」を追求していきます。
アロマビットは、ニオイを可視化する、データ化するテクノロジーがもたらす未来の暮らしをイメージした “BRAND VISION MOVIE”を本日公開したしました。国内トップクラスのクリエイティブ集団が、アロマビットが創造を目指すニオイ・カオリの世界が可視化された世界を、世界で初めて映像化しました。
弊社が、想像する、創造する、未来の暮らしの一端を、映像でご確認ください。
弊社ウェブサイト(www.aromabit.com)にて、本日より公開中です。
Creative Director / Art Director
後 智仁 (うしろ ともひと)
WHITE DESIGN
Creative Director / Copywriter
斉藤 賢司(さいとう けんじ)
ホンシツ
Director
金川 慎一郎(かながわ しんいちろう)
WHITE Co.
Producer
松坂 祐也(まつざか ゆうや)
東北新社
アロマビットは、小型ニオイイメージングセンサーをはじめとする電子機器ならびに
それらの電子機器を用いた革新的な新サービスを企画・開発・販売する企業です。
<会社概要>
会社名 : 株式会社アロマビット
所在地 : 東京都中央区銀座7-13-6 サガミビル2階
代表者 : 代表取締役 黒木 俊一郎
設立 : 2014年2月
事業内容: 小型ニオイセンサーを主体とする電子機器・システムの開発、製造、販売。同センサーを用いた製品ならびに革新的なニオイサービスの企画、 開発、販売。以上を含む付帯事業。
URL : http://www.aromabit.com
Sony Innovation Fund by IGVは、ソニーグループのベンチャー投資プログラムの一つです。
ソニー株式会社と大和キャピタルホールディングスは、このプログラムの一環としてInnovation Growth Ventures株式会社を設立しました。
両社のグループ会社及び外部投資家からこのベンチャーキャピタルへ出資者を募り、2019年6月にファンドを組成しました。